スキンケア

除毛クリームは敏感肌でも使える?仕組み・注意点・おすすめ商品を紹介

ムダ毛処理にあたって、敏感肌で苦労しているかたも多いでしょう。敏感肌のかたは、肌荒れ・かさつき・かゆみなどが起きやすいため注意が必要です。

本記事では、敏感肌でも除毛クリームが使えるのかについて紹介します。また除毛クリームの使い方や仕組み、注意点やおすすめ商品も紹介しますので、ぜひ参考にご確認ください。

除毛クリームは敏感肌でも使える?  

敏感肌のかたでも除毛クリームは使えます。ただし肌トラブルを起こしやすいため、使い方には注意が必要です。敏感肌なら肌に優しい除毛クリームを選びましょう。保湿成分が含まれている除毛クリームもおすすめです。

保湿成分にはさまざまな種類があります。

保湿成分の例セラミド、ヒアルロン酸、カモミールエキス、大豆エキス、コラーゲン

なるべく肌に優しい除毛クリームを選び、説明書の内容を確認して使用してください。

クリームで除毛できる仕組みとは? 

なぜクリームで除毛できるのか、気になるかたも多いのではないでしょうか。

クリームで除毛できるのは、たんぱく質を溶かす成分「チオグリコール酸カルシウム」が含まれているためです。大抵の除毛クリームには、有効成分として、チオグリコール酸カルシウムが含まれています。

体毛を構成しているケラチンは、アミノ酸の結合でできたたんぱく質です。そのため除毛クリームを塗布すると、たんぱく質の結合が切断されて毛が溶けます。除毛クリームだけでなく、脱毛クリームも同じ仕組みです。どちらも、肌の表面に生えている毛を除去する目的となっています。

除毛クリームの使い方

肌を守るために、除毛クリームは正しく使いましょう。参考として、一般的な除毛クリームの使い方も紹介します。大きくわけると、手順は次の4つです。

  • パッチテストを行う
  • 汗や汚れを落として水分を拭き取る
  • クリームを塗る
  • 放置時間が過ぎたらクリームを落とす

4つの手順について、それぞれ見ていきましょう。

1.パッチテストを行う 

除毛クリームの使用時にはパッチテストを行ってください。

クリームを使った除毛は、体毛のタンパク質を溶かす仕組みです。そして肌にもたんぱく質が含まれています。そのため除毛クリームを使うと、肌を傷めてしまうおそれがあるのです。

敏感肌のかたは、特に気をつけなくてはなりません。使用前には面倒でもパッチテストを行いましょう。

2.汗や汚れを落として水分を拭き取る 

除毛クリームを使うにあたっては、まず汚れや汗を落としてください。

不潔な状態だと、雑菌が入り肌トラブルにつながるおそれがあるためです。また、除毛の効果が薄れてしまいます。

入浴やシャワーなどで、汗・汚れをしっかり落としましょう。

3.クリームを塗る

汗・汚れを落としたら、肌に除毛クリームを塗ってください。商品によってはヘラ・スパチュラ・スポンジなどが付属しています。

クリームを塗布する厚さの目安は1~3ミリですが、商品による違いもありますので、説明書での確認が必要です。説明書では、放置時間も確認してください。放置時間は5~10分程度です。

使っている最中にかゆみや痛みがあったら、放置せずすぐにクリームを洗い流しましょう。

4.放置時間が過ぎたらクリームを落とす

指定の放置時間が過ぎたら、クリームを落としてください。ヘラ・スパチュラ・スポンジを使って除去するタイプの除毛クリームもあります。

クリームでの除毛では、洗い残しに注意が必要です。洗い残しがあると肌荒れにつながってしまいます。ぬめりがなくなるまで、しっかりと除毛クリームを洗い流してください。

処理が終わったら肌の保湿を行いましょう。

敏感肌のかたが除毛クリームを使うときの注意点

敏感肌のかたが除毛クリームを使うときの注意点を紹介します。基本的な注意点は、通常の肌のかたと大きく変わりません。

  • 敏感肌用の除毛クリームを選ぶ
  • 正しい方法で使う
  • 換気を行う
  • 肌の調子が悪いときは使わない

4つの注意点について、それぞれ確認してみましょう。

敏感肌用の除毛クリームを選ぶ

敏感肌のかたは、なるべく肌に優しい除毛クリームを選ぶと安心です。肌トラブルを防ぐためにも、次のような除毛クリームを選びましょう。

  • 医薬部外品である
  • 敏感肌用である
  • 保湿成分が配合されている

上記のような除毛クリームでも、念のためパッチテストを行ってください。

正しい方法で使う

除毛クリームは正しい方法で使う必要があります。まずは使用説明書を確認してみてください。使用できる部位や放置時間は、商品によって変わってきます。

正しい使い方を守らないと、肌トラブルにつながるため注意が必要です。

換気を行う 

除毛クリームは換気のうえで使いましょう。なぜなら、除毛クリームには独特の刺激臭があるためです。

香りつきの除毛クリームや、匂いが抑えられている除毛クリームもあります。そのような商品でも、基本的には換気をしながら使うと安心です。強い刺激臭で気分が悪くなる可能性もありますので、十分に注意してください。

肌の調子がよいときに使う 

除毛クリームは肌の調子がよいときに使いましょう。次のようなタイミングでの使用は、可能な限り避けてください。

  • 生理前や生理中のとき
  • 体調が悪いとき
  • 日焼けをしているとき

生理前や生理中は肌が敏感であるため、使用を避ける必要があります。気分が悪くならないよう、体調が悪いときも使用を避けておくと安心です。

日焼けをしているときは肌が軽度の火傷をしているような状態であるため、刺激を避けなくてはなりません。ムダ毛があると気になるかもしれませんが、タイミングをずらして使用しましょう。

クリームを使った除毛のメリット

クリームを使った除毛には、次のようなメリットがあります。

  • リーズナブルである
  • 手に入りやすい
  • 自宅でムダ毛処理ができる
  • 仕上がりが滑らかである

商品にもよりますが、大抵の除毛クリームは2,000円前後で、クリニックやサロンでの施術よりもリーズナブルです。また、除毛クリームは、ドラッグストアや通信販売で手軽に購入できます。

自宅で手軽にムダ毛処理ができることも、除毛クリームを使うメリットです。かみそりとは違い、毛の断面が丸くなるため、仕上がりも滑らかになります。

クリームを使った除毛のデメリット

クリームを使った除毛の特に大きなデメリットは以下のとおりです。

  • 効果が長く続かない
  • 使えない部位もある
  • 長期的に見るとコスパが悪い

除毛クリームは、肌の表面にあるムダ毛を溶かして処理する仕組みです。そのため効果は長く続かず、定期的に処理する必要があります。

使えない部位があることも、クリームを使った除毛でのデメリットです。顔やVIOなど刺激に弱い部位に使えないクリームもありますので、確認のうえで選びましょう。

除毛クリームは手軽に使えますが、毛が生えてきたら処理が必要です。長期的に見ると、コスパがよい方法だとはいえません。

敏感肌用おすすめ除毛クリーム

敏感肌でも使える、おすすめの除毛クリームを紹介します。クリームによって、価格・内容量・金額にはそれぞれ違いがあります。

本記事で紹介するのは、以下6つの除毛クリームです。

  • 鈴木ハーブ研究所「パイナップル豆乳除毛クリーム」
  • エピラット「除毛クリーム敏感肌用」
  • kmyu「除毛クリーム」
  • Veet「ピュア バスタイム除毛クリーム 敏感肌用」
  • MUSEE「薬用ヘアリムーバルクリーム」
  • Venus Lab「タラソボーテエピクリーム」

敏感肌用のクリームでも、パッチテストを行ったうえで説明書どおりに使いましょう。除毛クリーム選びの参考に、ぜひチェックしてみてください。

鈴木ハーブ研究所「パイナップル豆乳除毛クリーム」

敏感肌の人でも使える除毛クリームのひとつが、鈴木ハーブ研究所の「パイナップル豆乳除毛クリーム」です。肌に優しいだけでなく、匂いが気にならないとして人気があります。

有効成分はチオグリコール酸カルシウムです。さらに肌荒れケア・美肌ケア・保湿を目的に、20種類以上のハーブエキスが配合されています。

両脚に使用した場合、1本(230グラム)で3~4回分です。顔には使えませんが、Vラインには使用できます。公式サイトから購入する場合、毎月1本定期コースなら初回は半額です。購入を継続しない場合は解約の手続きを行う必要があります。

メーカー名鈴木ハーブ研究所
商品名パイナップル豆乳除毛クリーム
価格定期コース初回:1,515円(税込)/通常3,030円(税込)
内容量230グラム
放置時間5~10分

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エピラット「除毛クリーム敏感肌用」

クラシエが1983年に販売を開始した除毛シリーズがエピラットです。エピラットでも、敏感肌用に医薬部外品のクリームを取り扱っています。

クリームは、肌にフィットするヘラつきです。ヘラはクリームの塗布だけでなく、除去にも使えます。

敏感肌用のクリームの放置時間は5~10分です。肌を保護するために、セラミドやカモミールエキスが配合されています。

メーカー名エピラット
商品名除毛クリーム敏感肌用(医薬部外品)
価格オープン
内容量150グラム
放置時間5~10分

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kmyu「除毛クリーム」

kmyuの除毛クリームは男女共用です。男性の濃くて硬い毛にも使えます。

kmyuの除毛クリームには、17種類の植物由来保湿成分と、2種類の動物由来保湿成分が配合されていることが大きな特徴です。

通常価格は1本5,500円(税込)ですが、定期コースで申し込むと初回のみ990円(税込)での購入できます。継続しない場合は、忘れずに電話で解約を行いましょう。定期的な購入が不要な場合は、単品での購入もできます。

放置時間は最短で5分と短めです。

メーカー名kmyu
商品名除毛クリーム
価格定期コース初回:990円(税込)/単品5,500円(税込)
内容量120グラム
放置時間5~10分

公式HPはこちら

Veet「ピュア バスタイム除毛クリーム 敏感肌用」

Veetでは複数の除毛クリームを販売しており、敏感肌用もあります。着色剤や防腐剤は使われていません。水に流れにくい成分が含まれているため、塗布後3分経過するとシャワーを浴びられます。

使用可能な部位は、足・腕・脇の下・ビキニラインです。クリームの塗布や除去には、付属のスポンジを使用してください。塗り始めてから10分を超えない範囲で除去しましょう。

メーカー名Veet
商品名ピュア バスタイム除毛クリーム 敏感肌用
価格オープン
内容量150グラム
放置時間6分~10分

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MUSEE「薬用ヘアリムーバルクリーム」

脱毛サロンのミュゼプラチナムによる除毛クリームが、薬用ヘアリムーバルクリームです。薬用ヘアリムーバルクリームは、ミュゼコスメから購入できます。

放置時間は最短で5分です。肌を守るために、ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミドなど、18種類の保湿成分が配合されています。クリームには、塗布・除去用のスポンジつきです。

薬用ヘアリムーバルクリームは「もう1個無料」のキャンペーンが開催されている場合があります。お得に買える可能性がありますので、購入時にはキャンペーンがあるかチェックしてみましょう。

メーカー名MUSEE
商品名薬用ヘアリムーバルクリーム
価格3,278円(税込)
内容量200グラム
放置時間5分~10分

公式HPはこちら

Venus Lab「タラソボーテエピクリーム」

肌を傷めずに脱毛できるように4種の海藻エキスやスクワランを配合した除毛クリームが、医薬部外品の「タラソボーテエピクリーム」です。

敏感肌でも使えるよう、刺激に対する考慮が行われています。ただし顔やVIOなどには使えませんので注意してください。

スポンジがついているため、肌にそのまま塗布できます。塗布から5分が経過したら、ティッシュで拭き取ってから洗い流しましょう。

定期お届け便は20パーセントオフ、送料無料で購入できます。

メーカー名Venus Lab
商品名タラソボーテエピクリーム
価格定価2,980円(税込)
内容量200グラム
放置時間5分~10分

公式HPはこちら

敏感肌なら専用の除毛クリームがおすすめ

敏感肌のかたであっても除毛クリームの使用は可能です。ただし敏感肌の場合は、肌トラブルを起こす可能性が高くなってしまいます。そこで使用説明書をよく読み、正しい方法で使用しましょう。

特に、使用できる部位や放置時間には注意が必要です。肌トラブルを起こさないよう、除毛クリームは注意のうえで使用してくださいね。

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