当クリニックでは外来手術も行っています。

粉瘤 ・脂肪腫

粉瘤とは

「粉瘤」とは皮膚内の袋状の腫瘤で、表面の皮膚は半球状にもり上がります。
この腫瘤はたいてい皮膚とくっついていますが、その下の皮下組織とはある程度動きます。

袋の内側は表皮が張り、その中身は白っぽい粥状のアカのかたまりです。大きさは直径5~30mm位で、中には直径100mmを越えることもあります。けがや手術やにきびの後に生じたり、ピアスの穴から生じることもありますが、大部分は原因不明です。

悪性化することは通常ありません。診断は比較的容易ですが、中には手術前の診断がむずかしいこともあります。

粉瘤の治療について

粉瘤は体のどこにでもできうる腫れもの(ニキビの親玉みたいな)で、中に主に膿が入っています。

膿が入っているので、感染が心配されるから切除するのが治療法です。すでに感染してしまっていたら周りが赤くなったりと変色するので、そうなると周りごと切除しないといけなくなります。粉瘤自体は初めは、膿がたまった袋状になっていて、この段階に切除するなら袋ごと取り出せるのですが、ほっといてその袋が破裂すると膿が周りに広がり、周りが感染して変色します。中の成分は臭いがします。

脂肪腫とは

外見は粉瘤と同じような腫れものですが、中の成分が脂肪の塊になっています。膿ではないので感染が心配されないことからほっといてもさほど悪影響はないのですが、腫れてて見た目が目立ってしまいます。

また、脂肪腫に似た症状でガングリオンというのがあって、これは関節付近にできるもので、中の成分は主に関節液で液体やゼリー状です。

これは、半球状にもり上がることもありますが、場所によっては、しこり触れるけれども平らに見えることもあります。大きさはやはり直径10~30mm位ですが、中には100mmを越えるものもあります。額や背中の皮膚の下に多く発生します。

この中身は脂肪細胞のかたまりで、うすい膜でおおわれています。悪性化はまれです。

脂肪腫の治療法

治療法は脂肪腫と同じく切除になります。